口調バトン 〜はじまり〜

 「口調バトン」の掟を読まなかったのも悪かったけど、

リーラ経由のプレゼントは注意しようと思いました。

…うーんでも、リーラ経由っていってもリーラからだし…

リーラからだとね、やっぱり嬉しいから同じ事しそうだし…

うん、リーラが絡んでたら許してあげる。

 あ、それでね、書く事なったけど、私、書いたコトないの、日記。

だからね、聞いてみたんだ、書き方。

 

 

[

ふむ、日記ですか?

エアリスの好きなように書けば良いじゃないですか。

 

好きなように??

ねぇ、シド、

『日記』って何を書くの?

 

おや、そこからでしたか。

『日記』は書き手の身の回りに起こったことを、

その日の終わりに自分の言葉で綴っていくという、

言うなれば『簡易自分史』ですね。

身の回りといっても、

行動範囲外の事を書いても大丈夫ですよ。

たとえば、ニュースで見た聞いた感じたことを、

日記に記しても問題はありませんし、

難しく考えることは在りませんよ。

 

…ねぇ、シド。

さっきからなに見てんの?

 

ふむ、ちょうどイイですね。

これを『日記』のネタにしたらいかがですか?

 

どんなの〜?

 

あっはっは(笑)

なにこれ〜!

おもしろいね!!

私とかも調べれるの?

 

ええ、もちろん。

ちょっと待ってくださいね。

 

(データ受信待機中)

 

 

なにこれ?

シドのは? シドのは??

 

 

ふむ、これは…。

あぁなるほど。

『友情に厚い奥手』ということですね。

 

 

そうなの?

『むっつりスケベ』って事じゃないの?

 

おや、そうキますか。

貴女もたいがい『どスケベの遊び人』ですよ。

 

ひっどーい。

育ての親が言う? そんなこと。

環境が悪いんだよ、絶対!

 

ひどいですねぇ〜。

自分のエロさを環境要因、

しかも育ての親の責任にするなんて。

断言しますよ、違います。

 

 

すんげぇー賑やかだな〜、おい。

通路にまで声が漏れてんぞ。

 

 

 

 

 

な、なんだよ、俺の顔になんかついてんのか?

 

いえ、

どちらかといえば、脳に。

 

脳?

 

 

 

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