（鼻歌うたってます）

うわ〜…

マジで来てる…（隣の部屋を覗き見）

ヤベ、すっげー緊張してきた…

いや、

別に緊張する必要ねぇんだよな。

「アドバイス、ごめんな、判ってなくて」って、

さらっと言えばいいだけで。

別に、

エアリスと俺の仲は悪くねぇんだし、

それに一応「おにいちゃん」だしな！

…俺の手汗、パねぇ！

（あまりに退屈なのでボ〜っとしてます）

あ、エアリスがため息ついた。

…じゃねぇよ！

俺、行かなきゃ！

…行かなきゃ…

でも…

なんて声かけよう…。

…って、

あぁ…くそ…

緊張する…

第一声…緊張する……！

（静かに部屋に入りました）